横浜山手に残る西洋館「えの木てい」英国式の気品あるカフェで紅茶とケーキのティータイム。

横浜は海外への玄関口として欧米文化を取り入れてきた港町ですが、今は現代的なビルが多く、昔の面影を残す建築物も目立たなくなってきました。

そんな中、いまでも外国人居留地だった雰囲気を残すのが山手地区です。今回紹介する「横浜山手えの木てい」も、現在も残る西洋館のひとつで、カフェとして地元の人に愛されています。

今回、昼下がりにスイーツをいただいてきたので、レポートしていきます。

「横浜山手えの木てい」について

えの木ていは、外国人居留地だった山手地区に現存する西洋館をそのまま利用したカフェ。山手地区が居留地になったの1867年で、いまなお外国人が多くすんでいるエリアとなっています。

外国人墓地や教会など西洋風の建築物が当時の雰囲気を伝える一方、西洋館は8つのみ。外交官の家、ブラフ18番館、べーリック・ホール、エリスマン邸、山手234番館、横浜市イギリス館、山手111番館と、えの木ていだけ。

えの木ていが建設されたのは、昭和に入ってすぐの1927年。
外国人向けに建てられた住宅でしたが、設計者はなんと日本人なんです!

アメリカ人の検事も住んでいたという英国式の洋館を、現オーナーの両親が買い取り、リビングをカフェとして開放したのがえの木ていの始まり。現在では、1階と庭にカフェ、2階に個室とスイーツショップがあります。

趣のある英国式家屋を利用した店舗

みなとみらい線の元町中華街駅下車すぐのエレベーターで屋上まで昇ると、山下町とは別世界。外国人の家族が散歩する公園が目の前に広がりました。

4月初旬でギリギリ桜が残る時期。外国人墓地を横目に進むと、立派な西洋館の数々がみえてきます。そのなかでも一番小さい建物がえの木ていです。

なんでも3階建てだった西洋館の2、3階部分を残したのが現在の建物だそう。
それでもこの大きさ。もはや一軒家と変わりませんね!

庭には椅子がたくさん並べられ、外でもティータイムを過ごすことが可能です。
今回は建物内が気になったので中に入ることに。

家屋を利用しているだけあって、入口はシンプルです。

扉を開けると、日本とは思えない雰囲気!リノベーションはしていると思いますが、約100年前の家屋ですよ。驚きです。
ティールームにはリビングだった部屋が利用されています。

いかにも年代物と思われるアンティークが所々に置かれています。なんと100年以上の歴史があるんだとか。

平日の昼下がりで先客は2組。運よく予約なしで席に着くことができました。

さっそくメニューを確認。軽食も提供されていますが、洋菓子のお店だけありバラエティーに富んだ一品が多いです。ケーキセットは、ケーキ用メニューから1品選ぶようです。

数が多いので悩みます。5分くらいかかって選んだのがこれ。
写真からも、気品が伝わるデコレーションです。

ロザライチ

こちらが注文したロザライチ。バラのムースが乗ったケーキです。バラの香りがして、酸味が効いて大人の味です。

アールグレイの紅茶との相性も抜群。こんな立派な建物で食べられるのに、値段も高くないのでデートにもおすすめかも。

会話が弾むカフェ

今回は運良く空いていましたが通常は予約の必要な人気カフェ。
取材した日は、年配の女性グループや夫婦らしき方々が団らんに花を咲かせていて、思っていたより敷居は高くありませんでした。

とくに印象的だったのが、オーナーらしき女性の店員さん。訪問時にはガーデン席をこまめに掃除したり、店内ではスタッフさんに接客を指示するなど、お客さんファーストが伝わってきました。半世紀近く続くのも納得です。

「横浜山手えの木てい」の店舗情報

今回は、えの木ていのカフェスペースを紹介しました。横浜には数多くのカフェがありますが、えの木ていのケーキはとても趣向を凝らした一品でした。

ティールームだけでなく、2階のスイーツショップやオンラインショップでも人気のチェリーサンドなどを販売しています。ですが、やはり実際にカフェに来るのが一番おすすめ!イギリスに訪問したかのような雰囲気を味わいながら、会話が弾むと思いますよ。

住所〒231-0862
神奈川県横浜市中区山手町89-6
電話番号045-623-2288
営業時間11:00~19:00
テイクアウト情報あり
HP公式サイト

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