桜木町「野毛ビストロZip」お肉とワインのお店でアルゼンチン牛のローストビーフやアリゴをテイクアウト!

桜木町野毛エリアにあるお肉とワインのお店「野毛ビストロZip」は、日本で一番はじめにアルゼンチン牛を食べられるようになったお店。

お肉通の間では「世界で一番美味しい肉」と名高いアルゼンチン牛のローストビーフをはじめ、アヒージョやアリゴなどのオシャレで美味しいビストロメニューが、衛生的な真空パックでテイクアウトできます。

今回は5種のテイクアウトとインタビューを行ってきたので、早速紹介していきます!

目次

アルゼンチン牛が食べられる!お肉とワイン「野毛ビストロZip」

桜木町駅徒歩5分、野毛にある「お肉とワイン 野毛ビストロZip」。

名物の美味しいアルゼンチン牛とワインを楽しめるカジュアルフレンチのビストロです。斜め向かいには「ビストロZipテラス」も。

このほかに関内駅徒歩5分のところには「関内ビストロZip」、横浜にも2店舗あり、全部で5店舗を横浜周辺に展開する人気のお店です。

ヴィンテージカントリー調がオシャレな店構えに「テイクアウト」の文字を見つけて立ち止まってみると、「テイクアウトやってますよ」と中からにこやかな店員さん。

お店の入り口はオープンになっていて、店頭に真空パック入りのテイクアウトメニューが所狭しとたくさん並んでいました。

入り口反対側には、ボトルごと冷やされたワインとカップが置かれていて、“ビストロのメニューをテイクアウトできるなら、あとはワインがあれば自宅がビストロに!”と楽しいステイホームの想像を掻き立てられてしまいました。

「日本でもアルゼンチン牛を食べられるようにしたい、食べてもらいたい」という兄弟の想い。

テイクアウトの説明をしに出迎えてくれたのは、オーナーで料理長の川崎さん。

兄と、兄弟でやっているんですよ」とにっこり。とても気さくで話しやすい方なので、お店の名物について色々聞いてみました。

名物はもちろん、お店の名前にもある通り「お肉」。
それも「アルゼンチン牛」です。

「アルゼンチン牛」と言われてもどんなものなのか、なかなか耳慣れない方もいるかもしれません。

それもそのはず、日本で輸入が解禁になったのは2018年のこと。さらに市場に多く出回るまでにはかなり時間がかかったそうです。

「アルゼンチンは、世界で一番肉を食べている国なんですよ。そしていろんな口コミでアルゼンチン牛が美味しい!と言われていて、ずっと食べてみたいと思っていたけど、輸入解禁になる前、日本では食べられなくて。」と川崎さん。

Patagonia, Argentina

輸入解禁になる前は、アルゼンチン牛が食べたければ現地に行くしかありませんでした。

しかし「世界で一番美味しい肉!」と言われるお肉を食べてみたい、と思っていた川崎さんたちは「現地に行かなくては食べられないなら、日本でも食べられるようにしたい!」と考えていたそうです。

そんな時にちょうど、奇跡のような“輸入解禁”。すぐに取り扱い会社を一生懸命あたって、日本で一番はじめにアルゼンチン牛を食べることができるお店となり、「日本でもアルゼンチン牛を食べられるようにしたい、食べてもらいたい」という思いを実現しました。

アルゼンチン牛の魅力についてお聞きすると、

赤身の美味しさが味わえることです。脂身が少なくて胃もたれしないんです。」と。
アルゼンチン牛はグラスフェッドで、余計なものが入っていないんですよ。」とも教えてくれました。

※グラスフェッドとは、広大な牧草地でのびのび良質な牧草を食べ、放し飼いでストレス無く育てられた牧草牛のこと。

“グラスフェッドビーフはダイエット中でも安心して食べて良い”という雑誌の記事を読んだ記憶を思い出しながら、「余計なもの?」と聞いてみると、「純粋な牧草だけを食べて育っているので、脂身も少なく、安全で健康的で高タンパクなので、筋トレをしてる人にも良いんです。」とのこと。

その上、「世界一美味しい」と名高いアルゼンチン牛。

そんな良いことづくしのアルゼンチン牛を、ビストロZipのテイクアウトメニューではローストビーフで持ち帰ることができます。

種類も豊富な桜木町「野毛ビストロZip」のテイクアウトメニュー

テイクアウトメニューは全部で12種類。

写真左から、

  • ガーリックライス (500円)
  • ビストロ黒カレー (500円)
  • ピクルス (300円)
  • 牛すじ煮込み (500円)
  • ポテトサラダ (500円)
  • アサリとムール貝のワイン蒸し (800円)
  • スペアリブ (1500円)
  • ミラノサラミ (600円)
  • モルタデッラ (600円)
  • エビとつぶ貝のアヒージョ (700円)
  • アリゴ (500円)
  • ローストビーフ(3000円)

いくつか買って帰って、小鉢に盛り付けて並べればきっと本格的なおうちビストロ気分が味わえます。色んな味を少しずつ楽しみたい人にもおすすめです。

衛生的な真空パックで5種のテイクアウト

店頭に並ぶテイクアウトメニューは、すべて真空パック仕様になっていて衛生的です。

パックごと洗ったりそのまま湯煎で温めたりできて便利なうえ、2~3日なら日持ちもするし、冷凍しても食感が変わらないものはそのまま冷凍保存することもできます。

今回は、アルゼンチン牛のローストビーフとアリゴ、エビとつぶ貝のアヒージョ、牛すじ煮込み、ビストロ黒カレーの5品をテイクアウトしてみました。

アルゼンチン牛のローストビーフ

まずは自慢のアルゼンチン牛を使ったローストビーフ。

お湯を沸かして火を止めたあと、少し冷ますかお水をジャッと入れて温度を下げたお湯に、パックごと入れて軽く湯煎しても良いですと教えてもらっていたので、その通りにしてスライスしました。

真空パックで小ぶりに見えましたが、しっかり300グラムあるので、スライスしてみると大きなお皿いっぱいに。3~4人で食べられそうです。

中の赤身が鮮やかなローストビーフは、口に入れると柔らかくしっとりしていて、繊細な肉質を感じます。余計な脂や臭みを一切感じない、評判の通り良質な「赤身の美味しさ」をシンプルかつストレートに感じます。

しっかりお肉の旨味があるのに、後味のさっぱり感はグラスフェッド牛だからなのでしょうか。赤身自体に少し甘みを感じるというか、淡白なすっきり感があるのに、お肉の味が濃い。評判の通り、なるほどと唸る味。

添え付けのタレをかけてもさっぱりと美味しくいただけましたが、私は岩塩を少し振って食べるのが気に入ってしまいました。お肉に臭みやクセが全く無い上に、赤身肉本来の味わいが濃厚なので、少しの岩塩だけでシンプルにアルゼンチン牛ならではの味わいを楽しむのもおすすめです。

アリゴ

アリゴとは、フランス中南部オーブラック地方の郷土料理。長―くのびるチーズが特長のフランス版マッシュポテトのことで、チーズとマッシュポテトを練り上げたシンプルな料理です。

フランスでは、肉料理の付け合せとしてこのアリゴをサーバーで掬ってトローリとお皿に落としてサーブしてくれるテーブルサービスもメジャーだそうです。現地のレストランでは「アリゴおかわり自由」というお店もあるとか。

そんなアリゴですが、日本では意外と食べられる所が少ない印象があります。少なくともフランスのようにメジャーな存在ではないアリゴですが、ここビストロZipではテイクアウトで持ち帰ることができます。

アルゼンチン牛と同じく「現地でしか食べられなかったものを日本でも」「しかもおうちで!」が叶います。

実はここビストロZip、旧店名は「グリル&アリゴZip」だったそうで、今ではアルゼンチン牛が名物No.1ですが、隠れた名物のアリゴも忘れることはできません。

真空パックごと湯煎で少し温めてから器に入れてみると、一見、マッシュポテトにも見えないくらい均一なペースト状で、何かのソースのようにも見えます。

それが、掬ってみると不思議、トローリとものすごくチーズが伸びます。

本当にどこまでも伸びるので、立ち上がってスプーンを持ち上げますが、まだのびる…ということでチーズを切って口に入れると、じゃがいもがとても細やかに裏ごしされているので、思ったよりもサラリとした口当たり。

チーズの塩気がワインやお酒によく合います。

ビストロ黒カレー

店頭で選んでいた時「これはどうして“黒”カレーなんですか?」と聞いてみると、

「とろみ付けに里芋を使用していて、ごぼうなど“泥っぽい根菜”を使っているからです。」と教えてくれました。

確かに普通のカレーと比べるとかなり黒い黒カレー。

白いごはんに合わせてみると、コントラストがはっきりしてより黒さがわかります。

食べてみると、なるほど、良い意味で“泥っぽい根菜”風味が際立っています。

一番にごぼうの味がガツンと来ます。カレーのスパイシーさの中でも個性を強調しつつ、それが良い味を出しています。これはなかなか出会ったことのない種のカレー。

少しねっとりした感じのとろみは、里芋によるもの。口の中で味を探すと、里芋もごぼうも感じられる主張強めなカレーでありながら、余計な油っぽさがなく、ヘルシーにいただけます。

大きめカットのごぼうもたくさん入っていて、パンチが強いのに思ったよりもさっぱりした後味で、癖になりそうな何とも面白いカレーです。

エビとつぶ貝のアヒージョ

言わずと知れたワインの鉄板おとも、アヒージョ。

プリプリのエビと贅沢に大きくぶつ切りされたつぶ貝、ブロッコリーが入っています。

アヒージョ自体の味付けも、塩気がちょうど良くにんにくが強めで良い感じですが、大きなエビやつぶ貝も旨味が抜けること無く、しっかり美味しさが閉じ込められています。

噛むたびにプリプリとしたエビやつぶ貝の食感とともに味わいを楽しめて、お酒に良く合います。

牛すじ煮込み

こちらは、テイクアウト用が売り切れてしまっていたのでジップロックで良ければご用意できますと言ってもらった牛すじ煮込み。

そのまま軽く湯煎で温めて、器にうつしていただきます。

牛すじというと、トロぷるのコラーゲン質をイメージしがちですが、こちらの牛すじはほろほろに崩した柔らかい牛肉の煮込み。味がしっかりと染み込んでいて、間違いのない一品。濃い目の味付けで、ご飯もお酒も進みそうです。

桜木町「野毛ビストロZip」の店舗情報

最近はオンライン飲み会も増えていると言いますが、そんな時「何食べてるのー?」と聞かれて、スナック菓子や電子レンジで解凍した枝豆…というのも何だか寂しいもの。

オンライン飲み会でも、家族や大切な人とのゆったりおうち飲みでも、自分にごほうびのリラックスタイムのお供にも、ビストロZipのテイクアウトとお気に入りのドリンクがあれば最高です。

関内、桜木町(野毛)、横浜に5店舗展開する人気店「ビストロZip」のメニューで、おうちご飯を格上げしてみてはいかがでしょうか?

「関内ビストロZip」もハマニアで紹介させていただいているので、よければ合わせてご覧ください。

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店舗名野毛ビストロZip
住所神奈川県横浜市中区花咲町1-9 日野ビル 1F
電話番号045-341-3035
営業時間月/水~木 14:00~24:00(L.O.23:00)
金・土 14:00~01:00(L.O.24:00)
日・祝 14:00~23:00(L.O.22:00 )
※夜10時以降入店可、日曜営業
テイクアウト情報あり
URL公式サイト食べログぐるなび

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