関内ホールのすぐ近くにある「イタリアンバルAMIGO」は、路地裏にある隠れ家的イタリアンレストランです。テラス席も設置している店内はアットホームな雰囲気。手間暇かけて作る料理とワインが自慢のお店です。
今回は絶品イタリアンをいただいたので、レポートしていきます！
テラス席、テーブル席、カウンター席とさまざまなシチュエーションで楽しめる店内
JR関内駅北口から徒歩約3分。馬車道を進み、関内ホールの裏手の細道に入ると「イタリアンバルAMIGO」の看板が見えます。
中に入ると右手はテラス席で左手はカウンター席とボックス席。ペット同伴可能のテラス席はぶどうやレストランをイメージした華やかな絵に囲まれ、木目の椅子やテーブルはフランクに楽しめる雰囲気です。
左手のボックス席は真紅のテーブルクロスで高級感。一人ランチや友人との食事会、大人数でのパーティーなど、さまざまなシチュエーションで楽しめそうなお店ですね。
フレンドリーな空間で楽しめる場所に
今回は「イタリアンバルAMIGO」オーナーシェフのケーシー・ラメスさんにお話を伺いました。
ネパール人のラメスさんは、2003年に留学生として来日。語学の勉強を終えるとホテルの専門学校に進学します。「その頃、アルバイトとしてメキシコ料理のお店で働いていて、そのフレンドリーなお店の雰囲気にイタリアの料理をマッチングしたらいいなと思ったんです」とラメスさん。その後、東京・丸の内や銀座の有名イタリアンレストランでの修行を経験し、2017年4月17日に「イタリアンバルAMIGO」をオープンしました。ラメスさんは「横浜馬車道の雰囲気が好きで、路地裏の立地も売りになるんじゃないかなと思いました」と、この地にオープンした理由を語ってくれました。
店名の「AMIGO」はスペイン語で“友達”を意味します。ラメスさんは「ある日、ドライブ中に聞いていた曲で『AMIGO』という言葉を聞いたんです。調べたら“友達”という意味なんですよね。そういう雰囲気のお店を作れたらいいなと思っていただいたんです。曲名は覚えてないんですよ。それがわかったら最高だったんですけどね」と笑顔で店名の由来を教えてくれました。
また、ラメスさんは「気楽にワインと本格的なお料理をフレンドリーな空間で友達とわいわいしながら食べられるお店です。お一人でもカウンター席がありますので、ふらっと足を運んでください」とアピールしていました。
「イタリアンバルAMIGO」のラインナップ
ランチはパスタや肉料理などをサラダ・スープ・パン付きで提供。グランドメニューも多彩なメニューを用意しています。
前菜はマリネ、カルパッチョ、アヒージョなどの定番メニュー、メインにはパスタ、ピザ、肉料理などの手間暇をかけた各種料理が並びます。ティラミスやタルトなどのドルチェ、豪華なコース料理も用意。多種多様なワインをそろえたアルコール類も楽しめます。
「イタリアンバルAMIGO」で絶品イタリアンを堪能
今回は、「渡り蟹のトマトクリームスパゲティ」と「鮮魚のカルパッチョ」、「アミーゴ やみつきポテトサラダ」をいただきました。
蟹一杯をぜいたくに使用した「渡り蟹のトマトクリームスパゲティ」
こちらは渡り蟹一杯をぜいたくに使用したスパゲティです。白皿いっぱいにまるっと一杯の蟹が豪快に乗っています。
つけ汁も提供してくれるので、まろやかで濃厚なトマトクリームの味わいを思う存分に楽しめます。もちろんすり身もたっぷり。
麺にしっかりと蟹の出汁が効いているクリームが絡みついて、大満足の一品です。
赤白緑と鮮やかな色合いの「鮮魚のカルパッチョ」
魚類は豊洲直送。本日のカルパッチョはカンパチです。トマトの赤、ハーブのディルの緑、カンパチの白が色鮮やかに目を楽しませてくれます。
口の中に入れるとぷりぷりの食感でさっぱりとした味わい。「渡り蟹のトマトクリームスパゲティ」と対になる一品ですね。
いぶりがっこがアクセントとなっている名物料理「アミーゴ やみつきポテトサラダ」
「イタリアンバルAMIGO」の名物料理です。ごま、りんご、はちみつ、タマネギ、松の実をマヨネーズで割ったドレッシングにポテトサラダが浸かっています。上からはガーリックチップがふりかけられており、食感にバリエーションを持たせています。さらにオリーブオイルの香りが鼻から抜けていきます。
ポテトサラダを口の中に放り込むと、中からカリっとした歯ごたえを感じました。「それはいぶりがっこですね」とラメスさん。このいぶりがっこが味わいにアクセントを加えています。お酒のつまみとしても利用したい一品です。
「イタリアンバルAMIGO」の店舗情報
印象としては日本人の舌にあったイタリア料理店だと思いました。ほかのメニューも食べてみたくなります。
席数は全部合わせて34。気の置ける仲間と集まるにはちょうどいい大きさのお店だと思います。もし、関内周辺に行く機会があれば、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
