ランドマークプラザ「KASHIWA YOKOHAMA」訪問。新しい暮らしに取り入れたい、上質オシャレな飛騨高山の家具

KASHIWA YOKOHAMA」は、木製家具と建材を製作を通して、生活空間をプロデュースするお店です。

日本の美・飛騨デザイン”をテーマに、自然との共存や伝統、作り手の誇りを大切にしたモノづくりを行う同店。

今回、ランドマークプラザ内の直営ショップを訪れたのでご紹介します!

目次

ランドマークプラザ4階にオープン!直営ショップ「KASHIWA YOKOHAMA」

KASHIWA YOKOHAMAは、2021年12月、みなとみらい・ランドマークプラザの4階にオープンしました。

ウィンドウ越しにもあふれるオシャレ感に、ドキドキワクワクしながら入店です。

一見すると北欧系かな?と思うようなスタイリッシュな家具が並びますが、KASHIWA(柏木工株式会社)は、岐阜県・飛騨高山生まれのお店。

れっきとしたMade in Japanです。

飛騨高山地方は、森林資源に恵まれ、古くから木材加工業が栄えてきました。

中でも家具づくりにおいて、「飛騨・高山の家具」は品質とデザイン性に優れていることで有名なんです。

イスづくりから始まった「KASHIWA」の長い歴史と高い技術

今回お話をうかがったのは、店長の佐々木さん。

まず聞かせてくれたのは「KASHIWAは、イスの製作からスタートした会社です。昭和18年に創業し、日本にイスの生活が広まるずっと前の、昭和25年からイスづくりをしているんですよ。」というお話でした。

当時はアメリカへの輸出が主で、その後、日本に洋風の生活スタイルが広まるのにともなって国内向けの販売に転換してきたとのこと。

現在では家具や建材のお店として、在庫を一切持たない受注生産で製品を作っています。

特徴的な曲木(まげき)の技術

家具づくりには多くの技術が必要になりますが、特に飛騨高山の家具に特徴的なのが「曲木(まげき)」。

イスの背もたれ部分などに使われている曲木は、木を蒸気釜で蒸して、型にはめ込み圧力をかけて曲げていくという技術です。

木を切り抜いて作ると材料に無駄が出てしまいますよね。曲木は、強度が強くなると同時に材料を余さず使える、エコな技術です。」と、穏やかな口調ながら製品に対する誇りと愛情がひしひしと伝わってくる佐々木さんのお話。

聞いているこちらもどんどん引き込まれてしまいます。

暮らしを豊かに彩る「KASHIWA」の製品

家具販売だけではなく、KASHIWAには暮らしを豊かに彩る様々な特徴があります。

KASHIWAの製品は10年保証付き。

通常の使用状態での破損などについては、10年間無償で修理してもらえ、その後も、丁寧にメンテナンスをすれば一生使える品質の高さです。

長い年月を一緒に暮らしていく、仲間のような家具を探している人にはピッタリ。

オーダーメイド/トータルコーディネートの相談ができる

「KASHIWA YOKOHAMA」では家具のオーダーメイドや、トータルコーディネートの提案にも親身になってくれるので、新生活でや新しくお家を建てたりすりる際に家具を一通り揃えたい方々にもおすすめ。

ちなみに店内の広い窓からはみなとみらいと言えば!な、あの金属のオブジェを望むことができ、家具と街並み併せての“暮らし”も想像しやすくなっていました。

一番人気は「CIVIL」のダイニングチェア

イスづくりを特に得意とするKASHIWAの中でも、一番人気の商品が「CIVIL」シリーズのダイニングチェアです。

シンプルでスラッとした形に、ウォールナット材(座面)とオーク材(背もたれ&脚)のコントラスト。

思わず見とれてしまうような美しさですよね。

背もたれのゆるやかなカーブによって身体全体をゆったりと支え、お尻の形に合わせた座面のくぼみ(座繰り加工)によって体圧が分散されるため、長時間座っていても疲れにくいんだとか。

ちなみにシビルチェアには、可愛すぎるお子様サイズも。

家族連れのお客様がいらっしゃると、お子様を座らせて撮影会が始まることも多いんです」と佐々木さんはニッコリ。

親御さんの気持ち、分かります…!

「KASHIWA」の家具で、新生活おまとめコーディネイト

見れば見るほど「全部ほしい!」と思ってしまうKASHIWAの家具たち。
実際に、ご結婚や新築のタイミングで一式購入されるお客さんも多いそうです。

大物家具は部屋の印象を大きく左右するからこそ、新生活のスタートには、理想に叶ったお気に入りをそろえたいですよね。

オシャレ度抜群、リビングの主役になりそうなこちらは、「K-WINDSOR」シリーズの「グランソファ」です。

日常の何気ないシーンが絵になる、素敵な予感。

同シリーズの「ネーチェア」はスツール付きの展示で、とってもラグジュアリー。

ファブリックも、さまざまな種類からお好みで選ぶことができます。

軽やかな雰囲気が魅力の「LEI」シリーズの「レイチェア」。

このライトグレーのは、横浜ショップの限定色です。
この背もたれのフレーム部分も曲木だというのだからビックリ。

工事が必要になるキッチンカウンターや収納棚もそろいます。

工務店を通しての注文がメインになりますが、「ぜひKASHIWAでそろえたい」という人は、ここで実物を見てイメージをつかむのもおすすめです。

“テレワーク需要”のアイテムも人気急上昇中

テレワーク全盛の世の中を反映して、デスクセットも売れ筋です。

「CIVIL」のデスク&チェアはシンプルなデザインで圧迫感がなく、リビングの一角をワークスペースにしてもお部屋にすっと馴染みそう。

こんなオシャレなイスなら、オンライン会議でチラッと映っても大丈夫、むしろ映したいくらい。

一方で、座り心地の良い1人掛けのソファなどを求める方も増えているとのこと。

家族みんながおうちで過ごす時間が長いからこそ、自分だけの空間がほしいという人も多いんですね。

コックピットのような特等席感のある「LEI」のパーソナルチェアは、ゆっくり本を読んだり、コーヒーを飲んだりするのにピッタリ。

「KASHIWA YOKOHAMA」はココも見どころ

店内の壁際で発見した、キュートなインテリア。

よく見ると、製品のイスのミニチュアが並んでいます。

KASHIWAの工場でも作れる職人さんの数が貴重(!)というこれらは、実際の製品を作る前に、デザインや配置のイメージを確認するために用いられるんだそうです。

あまりに可愛いので、思わず「これは買えないんですか?」と聞いてしまいましたが、残念ながら非売品です。

こちらは家具製作の過程ででた端材を利用しているというサステナブルな壁装飾。

絶妙なテクスチャがとってもおしゃれですよね!

ちなみにカラーやデザインも選べます。

壁全面を装飾するのはもちろん、店内展示のようにフレームに入れて飾ってもお部屋のアクセントになって素敵ですよね。

写真が逆光になってしまいましたが、カウンター横に置かれたこのイスは、KASHIWAの40年ほど前の製品なんだとか。

今見てもまったく古さを感じさせず、ゆるやかな曲線や美しい装飾が施されたスタイルに惚れ惚れ。

こちらも非売品ですが、お店を訪れた際にはぜひ見てみてくださいね。

「KASHIWA YOKOHAMA」の店舗情報

今回は、みなとみらい・ランドマークプラザ4階にある、家具ショップ「KASHIWA YOKOHAMA」を訪れました。

イスやテーブルをはじめ、部屋にあったら本当に居心地が良いだろうなと思う家具が並び、一日中いたくなってしまうようなお店です。

長く愛用できる“仲間”をお探しの人は、ぜひお店を訪れてみてくださいね。

店舗名KASHIWA YOKOHAMA
住所神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2−1
ランドマークプラザ4階
電話番号045-264-4480
営業時間11:00~20:00
第2・第4水曜日定休(祝日は営業)
URL公式サイト

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