「しょうゆきゃふぇ」横浜元町店でエンタメ感満載の“しょうゆパン”&“元祖!NAMAプリン”を堪能!

横浜元町商店街の一角、水屋敷通り沿いにある「しょうゆきゃふぇ」横浜元町店は、山手にあるフレンチレストラン「エリゼ光」の姉妹店で、素材にこだわったメニューを提供している人気カフェ。

一風変わったメニューを提供していることで知られているお店なんですが、中でも濃厚でクリーミーな「NAMAプリン」はテレビ番組など各メディアで紹介された人気商品。

今回は「しょうゆきゃふぇ」に伺い、甘露しょうゆを使った「しょうゆパン」と「元祖!NAMAプリン」をいただいてきたのでレポートしていきます!

目次

元町・中華街駅から徒歩2分。「しょうゆきゃふぇ」横浜元町店は水屋敷通りに折れてすぐの2F

みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩2分。JR石川町駅から徒歩11分。

元町通りから水屋敷通りに折れたすぐのところに「しょうゆきゃふぇ 横浜元町店」は位置します。ビルの2階にあるので見逃さないようにしましょう。

店内は白を基調とした空間。大型の窓ガラスと鏡が開放的で、木目のテーブルと椅子はシンプルなデザインです。

さっぱりとした雰囲気の中、窓側のツタがワンポイントとなっていておしゃれですね。

エリスマン邸でオープンし、元町へ移転。素材から、楽しさ、演出にこだわり。

今回、お話を伺ったのは「しょうゆきゃふぇ 横浜元町店」店長の藤野恵子さん。ワインソムリエとして各店舗のワイン選びも担当されています。

「しょうゆきゃふぇ」は2014年に山手「エリスマン邸」にてオープンし、元町に移転したのは2019年。

もともと藤野さんは、六川光シェフとともに1999年11月に地産地消がモットーのフランス料理店「エリゼ光」を共同出資でオープン、直接生産者のもとに訪れ仕入れる食材を活かした料理を提供されていたそうです。

人気の「しょうゆパン」は、そんな仕入れの一端で静岡県御殿場にある「天野醤油」から“もろみ”を分けてもらったことから生まれたメニューで、「NAMAプリン」も神奈川県相模原にある「コトブキ園」の「恵壽卵」に出会い、開発されたそう。そして「しょうゆきゃふぇ」はこの人気の2大メニュー誕生を機に「エリゼ光」から独立開店へ。

店名は「しょうゆパン」の“しょうゆ”にカフェのフランス語発音“きゃふぇ”を合わせたもので、現在は「しょうゆきゃふぇ 長野小布施店」、横須賀のカフェレストラン「マテリア 観音崎」など、姉妹店は全4店舗に拡大。

そして藤野さんが聞かせてくれたのが「うちのメニューはアクション付きの楽しさ、演出が醍醐味。ぜひ体験してほしいです」というメッセージ。

いったい“演出”とはどういう意味なのか。

今回は「しょうゆパン しらすサンド」と「元祖!NAMAプリン」をいただいたので、その“演出”の謎を紹介していきます!

楽しい演出!「しょうゆきゃふぇ」横浜元町店の人気メニューを堪能!

季節メニューも楽しめる「しょうゆきゃふぇ」、しょうゆパンサンドには「まぐろサンド/しらすサンド/フォアグラサンド」などが用意され、「NAMAプリン」をはじめ「ちゅ~くり~む」などのデザートメニューも豊富。

今回は「しょうゆパン しらすサンド」と「元祖!NAMAプリン」をいただきました。

生わさびをサメ皮で卸すことから始まる「しょうゆパン しらすサンド」

「しょうゆパン」にしらすとのり、レタスにシーザードレッシングをはさみこんだサンドイッチ。

しょうゆパンは「天野醤油」に6回拝み倒して分けてもらった“もろみ”をイーストの代わりに発酵させているそうで、しょうゆの香ばしい香りがたまりません。

・・・が、まず最初に驚くのが、生わさびが丸々一本乗せられていること!

実はこの「しょうゆパン しらすサンド」、自分で真妻わさびをサメ皮で卸し、しらすにつけていただくんです。

わさびは市販のねりわさびと違い、なめらかな辛味。

釜揚げしらすは横須賀・長井漁港のかねしち丸で揚がったしらすを使用しており、のりは横須賀・走水産のものです。

しょうゆで作ったパンなので、しらすともわさびとも、なるほどマッチしています。さっぱりとしていてフレッシュな一品です!

口の中で完成する「元祖!NAMAプリン」

テーブルの上に現れたのはミルクムースとカラメルソース、そして“コッコちゃん”という名の鶏の形をした玉子の黄身専用容器。

どうしたら良いのか、早速やってみましょう。

まず“コッコちゃん”から玉子の黄身を押し出し、

ミルクムースの上へ。

そして、その上に香ばしい甘みとほろ苦さのあるカラメルソースをかけて、軽く崩しながらいただくそうです。

カラメルソースの量を少しずつ調節していき、口の中に放り込むと、あら不思議!別々だったものがプリンの味にまとまって、舌に伝わってくるんです!

玉子のコクやムースの甘み、カラメルのほろ苦さが見事なハーモニー。
素材の味もしっかり出ていて口当たりはなめらかで、とろりとした食感もアクセントになった絶品スイーツです。

「NAMAプリン」誕生秘話

藤野さん曰く、このNAMAプリンを生み出すため、開発者の六川シェフは考えたそうです。

普通のプリンは全ての材料を混ぜて、ゼラチン加えて火をかけて固めるが、それでは素材の味がわからなくなってしまう。
「コトブキ園」の「恵壽卵」の味を際立たせるにはどうしたらいいのか。

『素材ごとに分けてみたらどうだろう。』

しかし、発売当初の「NAMAプリン」は牛乳のムースの上に玉子の黄身とカラメルソースをかけて出していたそうですが、これがあまり評判がよくなかったそう。

スイーツの評論家たちを集めて試食してもらったら。みんながみんな『これはダメだ』と言うんです。六川シェフと2人ですごく落ち込んだのですが、それでも諦めませんでした」と藤野さん。

その後東京・合羽橋で購入した“コッコちゃん”に玉子の黄身を入れるなど、改良に改良が続けられた「NAMAプリン」。

「“コッコちゃん”から黄身を生むというアクションを一つ加えたら、店内からどよめいたんです。『かわいい』と。そのころから“インスタ映え”が流行りはじめ、動画を撮るお客さんも増えました。やっと受け入れてくれたんです」と藤野さんはうれしそうに語ってくれました。

「しょうゆきゃふぇ 横浜元町店」の店舗情報

「しょうゆきゃふぇ」のメニューは素材を生かしたものであるだけでなく、お客さんがワンアクションを加えるなどの“演出”が備わった楽しいお店でした。

写真映えもするので、見た目もおいしそう。
エンタメ感満載の料理を楽しめるので、若い女性にも大人気です。

どのメニューも記憶に残ること間違いなし!テイクアウトも可能なので、もし近くに立ち寄る機会があったときには、一度体験してみてははいかがでしょうか。

店舗名しょうゆきゃふぇ
住所神奈川県横浜市中区元町1-30
藤田ビル2階
電話番号045-225-8654
営業時間11:00~17:00
※水曜日定休
テイクアウト情報あり
URL公式サイト

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