
港町として西洋文化が浸透している横浜。その関係もあってか、昔ながらの洋食屋が多いのも横浜の特徴といえるかもしれません。
日本大通りや山下公園にもほど近い場所に店を構えるザ・ホフブロウ(The Hof Brau)は1951年創業の老舗洋食屋です。
そんなザ・ホフブロウに訪問してきたので、昔ながらの店内の様子とともにお伝えしたいと思います。
カフェテリア風のレストラン「ザ・ホフブロウ」
初代オーナーがフィンランド人というザ・ホフブロウ。店名にもなっているHofbrauという言葉はビーフなどを提供するカフェテリア風のレストランを指し、ドイツビールのHofbräu(ホフブロイ)に由来するのだとか。2014頃に改装のため半年ほど休止していましたが、リニューアルオープン。今でも人気の高い洋食屋です。
横浜港に近いこともあり、ホフブロウには港に立ち寄った船員が多く集まるようです。とくに人気のメニューが「スパピザ」と呼ばれる料理。ピザ風のスパゲッティだそうです。
行列のできる人気洋食店
みなとみらい線の終点・元町中華街駅を降り、中華街とは反対側に向かって5分ぐらい歩いた路地に、ザ・ホフブロウがあります。

木造風にみせた門構えで、昔の洋画で出てきそうな海辺のバーみたいな雰囲気を漂わせています。実際通りを1つ離れれば、そこは海のみえる山下公園です。海の男たちがザ・ホフブロウに集まったというのも納得できる立地です。
ザ・ホフブロウに到着したのが平日の正午前。

ザ・ホフブロウの店内からは明るい話声で聞こえ活気づいています。

洋画のセットのようなカウンター席周辺には、数えきれないほどのボトルや楽器などが並べられています。

店内は港に近い雰囲気を醸し出し、丸窓を囲んだ浮き輪や船のミニチュア、古いランプなどがデザイン。いいムードのお店ですね。

ランチメニューには日替わりランチのほかにハンバーグやミックスグリル、ハンバーグといった定番のメニューが多数取り揃っています。ランチメニューにはサラダとスープもついてくるようです。
もちろん注文したのはスパピザ!名前を聞いたことがないのも当然。ザ・ホフブロウ・オリジナルのメニューです。
前菜

こちらが前菜。野菜ベースのスープにポテトが少し入ったサラダです。グリルで焼き上がるスパピザが登場するまでの前座といったところですね。
スパピザ

いよいよスパピザの登場。これオムレツじゃないですよ!スパゲッティと鉄板を覆うようにあるのが、厚みのあるチーズです。盛り付け方が豪快で、海の男にぴったりな感じです。スパゲッティはオリジナルとナポリタンのどちらかを選択できます。今回選んだのはオリジナル。

周辺のチーズを小さいコテで掬いながら、食べていきます。スパゲッティはミートソースでピーマンや玉ねぎを和えたシンプルなもの。分厚いチーズがアクセントになっていて、体格のがっちりした外国人船員が腹ごしらえするのにバッチリの料理ですね。
これは普通サイズですが、大盛りにも変更できるようです。確認しとけばよかったな~。

BGMに流れる静かな洋楽が心地よいです。スパピザを完食後にオプションで注文したアイスコーヒーを飲んで、お腹いっぱいです。
地元に愛されている老舗洋食屋
訪問時には高齢の気品ある女性や男性がカウンター席に腰掛けていましたが、正午にさしかかる時間当たりからホフブロウに続々とビジネスマンが入ってきました。店内は満員状態、順番待ちまでできていて驚きました。
今回紹介した洋食屋さんザ・ホフブロウ。
目玉であるスパピザがおすすめなのはもちろん、ハンバーグやミックスグリルなど定番の洋食料理やドイツビールなどもあります。にぎやかで雰囲気のあるお店なので、夜にお酒を飲みながらワイワイするのもいいかもしれません。
ザ・ホフブロウの店舗情報
店名 | ザ・ホフブロウ |
住所 | 神奈川県横浜市中区山下町25 |
電話番号 | 045-662-1106 |
営業時間 | 平日 11:30~14:00 16:00~22:30 土日 11:30~23:00 |
HP | 公式サイト |
予約 | 食べログ予約 |

おいちゃん
関西出身・東京在住だけど横浜に通ってます。 コーヒーには目がなく、アート系イベントが大好き。
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