横浜駅前にオープンした謎のバー「The Matching Bar」に行ってみた

2023年10月23日2024年1月26日

かじさん

横浜西口鶴屋町に2023年8月25日に「The Maching Bar」がオープンしました。「マッチングバー」とは、どういうお店なのでしょうか。何と何をマッチングしてくれるお店なのでしょうか。非常に気になりますね。

ランチ営業ではカレーやベーグルプレート、夜はアルコール類などのドリンクのみを提供しているそうです。

今回は「The Matching Bar」に伺い、「フルーツモヒートなキーマ」のドリンクセットと「本日のタルト」をいただいてきたので、レポートしていきます。

横浜駅から徒歩約2分。全席オープンテラスの不思議な「The Matching Bar」の空間

JR横浜駅から徒歩約2分。きた西口から鶴屋橋を渡ってすぐ右に曲がった飲食ビル「CRANE YOKOHAMA」の2階に「The Matching Bar」があります。

店内は緑あふれた内装で、全席オープンテラスの22席。扉や窓がなく開放的ですが、不思議な空間です。

よくよく見てみると、階段の踊り場を有効活用していました。開閉式テントも用意されているので雨が降っても安心です。

電源やwifiも完備しているので作業スペースとしても活用できます。実際に訪れてみても、なんだか謎の多いお店です。早速、お店の方にお話を伺ってみましょう。

お客さんとお店をつなぐことで「街のお役に立ちたい」

今回は、「The Matching Bar」店長の青山デイビッドさんにお話を伺いました。（左が青山さん　右はスタッフの斉藤夕夏さん）

まずマッチングバーとは何と何をマッチングするお店か窺うと、「お客さんとお店をつなぐという意味なんです」と青山さん。

同店では、お酒やランチを召し上がったお客さんを他のお店に案内し、案内したお店には仲介料などをいただかない代わりに割引などの何かしらのサービスをお願いしているそうです。

青山さんは「ウチにお金を払わない代わりにお客さんに割引など、なにかしら還元してくださいねということなんです。要は、『鶴屋町を盛り上げたい。街のお役に立ちたい』という活動を行っているんですね」と説明します。ゼロ次会や2次会として、お店探しで利用してもらうために、夜はアルコールのみの提供としているそうです。

さらにお客さんとお店のマッチングだけでなく、サブスクで恋愛のマッチングサービスも行っているとのこと。申し込むと同時にお客さんはプロフィールをお店に提供します。すると、お店から異性をご紹介いただくこともありますし、一杯無料で来店できるそうです。

青山さんは「開放的な空間でカフェやバーとしてご利用したり、作業スペースとして使ってもらっても構いません。狭い店なので、お客様にはフレキシブル対応できます。ぜひ、いらしてください」とアピールしていました。