「糖朝カフェ」横浜ランドマークプラザ店、お粥・香港スイーツがテイクアウトでも楽しめる!

横浜ランドマークプラザ1階にある糖朝カフェ。

医食同源の思想を大切にしたお粥や香港麺、本場香港スイーツやドリンクを気軽に楽しめるファーストフードスタイルのカフェです。

テイクアウトカウンターから持ち帰り注文が可能なので、有名店の本格的なお粥と人気の香港スイーツをサッとテイクアウトして、自宅やオフィスでゆっくりと本場の味を楽しむこともできます。

健康に対する意識が高まる今、体に優しいメニューを求めて入ってみることにしました。

目次

糖朝のこだわりを気軽に楽しめるカジュアルスタイルの横浜ランドマークプラザ店

横浜ランドマークプラザ1階、中央エスカレーター横にある糖朝カフェ。

成城石井の並びでムーミンスタンドの隣にある、白を基調とした天井の高いスッキリした外観のお店です。

香港の食文化を代表するお粥をメインにメニューを展開していて、マンゴープリンや特製エッグタルトなどの香港スイーツも人気です。

朝早くからオープンしているので、出勤前や観光に出かける前の腹ごしらえにもおすすめ。モーニングメニューの体に優しい朝粥セットは、ドリンクが付いてなんと390円と驚きの価格です。

正面入り口はテイクアウト専用のスタンド仕様になっていて、テイクアウトカウンターではお粥やスイーツ・ドリンクをテイクアウト注文できます。

テイクアウトカウンターのスタッフさん。

店内で食べられないときや、オフィスやお家でゆっくり食べたい時にも、有名店の味をサッと持ち帰ることができて便利です。

1991年に香港で誕生した「糖朝」は、バランスの取れた栄養価の高い食事で病気を予防したり体調をととのえる「医食同源」の思想を大切に、こだわりの料理や香港スイーツを提供するレストランとしてスタートしました。

糖朝の料理や香港スイーツは、その美しさと美味しさから瞬く間に評判となり、国内のみならず海外でも「香港スイーツブームの火付け役」として、日本をはじめとするアジア各国に広がったそうです。

香港ガイドブックや各国のメディアにも多数取り上げられ、香港に行った観光客は必ず訪れたい店として知られる香港の糖朝本店は、行列ができることも多い有名店です。

「誰にでも美味しく食べてもらえて、食を通して体調をととのえる医食同源の美しい料理」をモットーに「また来たい」と思える店作りをしていきたいという糖朝。

そんな糖朝の味を気軽に楽しむことができるファーストフード&カフェスタイル店舗が、ここ「糖朝カフェ」です。

2018年4月にランドマークプラザにオープンした糖朝カフェでは、スピーディーな提供とセルフサービスカフェの気軽さがありながら、本店糖朝のこだわりをしっかり味わえるカフェオリジナルメニューが楽しめます。

ランチタイムには近隣のオフィスに勤めるサラリーマンやOLさんが訪れることが多いそうで、この日もお昼時には一人でパッとランチを済ませていくサラリーマンやOLさんが多く見受けられました。

お昼時を過ぎると、ベビーカーのお子様連れのファミリーや観光の外国人の方も。買い物や観光途中に小腹が減った時、ゆっくり休憩していくこともできます。

ファーストフードのように手軽なのに健康的で体に優しいものが食べられるので、時間があまり無いときやサッと簡単に食事を済ませたい時でも満足できる嬉しいお店です。

テイクアウトカウンターを通り過ぎ店内に入り、まずは席を決めます。

お客様が気軽に入りやすいように心掛けたという店内は、清潔感のある白い壁とソファで明るい印象。天井が高く、奥行きもあり広々としています。

小さめの照明が散りばめられていて、通路も広くスッキリした明るい雰囲気です。

入り口カウンター前に2人掛け席が6席、セルフのお水や調味料のカウンターを挟んだ奥の並びにも2人掛けが6席。その対面にはカウンター席が6席あります。

突き当りには4人掛け仕様に並べられた席が3席。カウンター席以外は可動テーブルとイスなので、お一人様はもちろんのこと、グループでも、ベビーカーのお子様連れでも利用しやすい作りになっています。

席を決めたらカウンターで注文し、先に会計を済ませて番号札をもらいます。

食事の用意ができると番号札で呼んでくれるので、自分の番号が呼ばれたら受け取りに行き、セルフサービスのお水や調味料を持ってきて食べるスタイルです。

「糖朝カフェ」横浜ランドマークプラザ店のメニュー

看板メニューのお粥はベーシック4種と季節粥2種の全部で6種類

この日の季節粥のおすすめは「チキンとトマトとバジル粥」(単品890円)と「海老とチーズのトマト粥」(単品890円)の二種類でした。

季節のおすすめ粥は時期ごとに変わり、2月はキーマカレー粥が好評で完売御礼、3月はチキンとトマトのバジル粥の販売がスタートしています。

テイクアウトメニューも豊富。

ベーシックなお粥メニュー

季節のおすすめ粥の他に、ベーシックなお粥は全部で4種類。

  • プレーン粥(単品490円)
  • チキン粥(単品590円)
  • 海老生姜粥(単品690円)
  • 五目粥(単品790円)

お粥はすべて白(白米)と赤(十穀米)が選べます。

香港麺メニュー

香港麺も4種類あります。

  • 蒸し鶏とネギの香港麺(単品590円)
  • サンラータン香港麺(単品790円)
  • 豆乳坦々香港麺(単品790円)
  • 海老ワンタン香港麺(単品890円)

選べるセット内容

上記の中からメインとなるお粥か香港麺を選び、次に好きなセットを選びます。

  • ドリンクセット(ジャスミン茶orコーヒー +200円)
  • カフェセット(油淋鶏と、ジャスミン茶orコーヒー +300円)
  • スペシャルセット(油淋鶏とエッグタルト、ジャスミン茶orコーヒー +450円)

もちろんセットではなく単品でも注文でき、お粥と香港麺はトッピング(半熟卵、パクチー、チーズ、和えネギ ALL+110円)が選べます。

サイドメニュー

また、セットのサイドメニューは

  • 糖朝カフェサラダ(250円)
  • 野菜春巻き(220円)
  • 油淋鶏(220円)
  • 椎茸入り大根餅(220円)

の4種類。

セット以外のドリンクメニューも充実

セットドリンク以外のドリンク単品メニューは4種類あります。

  • コーラ(250円)
  • 青島ビール(560円)
  • 香港タピオカミルクティー(小380円、大530円)
  • タピオカマンゴミックス(小380円、大530

季節のおすすめドリンクメニュー

季節のおすすめドリンクメニューは

  • 黒糖タピオカ香港ミルクティー(小420円、大550円)
  • 黒糖タピオカ抹茶ミルク(小420円、大550円/この日は販売終了)
  • アサイー豆乳スムージー(小690円)
  • フルーツティー(大550円)

の4種類があり、タピオカドリンクにはソルティーエッグチーズクリーム(+120円)がトッピングできます。

ソルティーエッグチーズクリームは、アヒルの卵黄の塩漬け「シエンタン」を使用したチーズクリームで、卵黄のコクとほのかな塩味がタピオカドリンクにマッチするそうです。

この日はクリームが完売でしたが、次回試してみたいトッピングです。

「熱々のチキン粥」と「香港タピオカミルクティー」を注文。

この日はベーシックメニューの中で良く出るという「チキン粥」をおすすめの赤(十穀米)で注文。

セットでは頼めないフルーツティーを一緒に注文しようとお粥は単品にしましたが、フルーツティーも残念ながら完売。香港タピオカミルクティーを注文することにしました。

この日はクリームが完売でしたが、次回試してみたいトッピングです。

チキン粥の赤(十穀米)

熱々のチキン粥は、鶏ガラのだしがきいている優しい塩味。お粥に合うお米を使っているそうで、レンゲですくいあげると粘りが強く、口当たりもぽってりと濃厚です。

4~5cm角の大きな鶏の角切りが驚くほどゴロゴロと入っていて、この鶏肉がとても柔らかくて美味しく食べごたえがあります。

大きくカットされたしいたけもゴロッと入っていて、噛むたびにしいたけのだしがじゅわっと溢れてきます。

シンプルな見た目ですが、大きな具材がたくさん入っていてしっかり食べごたえがあり、体がほっと温まるチキン粥。付け合せのザーサイやセルフサービススタンドにあるラー油や醤油、黒胡椒などでオリジナルの味付けを加えて、表情を変えて最後まで飽きずに楽しめます。

香港タピオカミルクティー

香港タピオカミルクティーは、プラスチックの蓋ではなく、ビニールのシールをしてくれるタイプ。テイクアウトにしてもこぼれにくく、持ち運びも便利です。

タピオカは少し固めで弾力が強く、紅茶の香りと味が濃い目に感じられます。

香港のタピオカミルクティーと台湾のタピオカミルクティー、お店によって特色や味はもちろん違いますが、一般的な違いは紅茶の味わいの濃さにあることが多いようです。

香港ミルクティーは、香港がイギリスの植民地であった影響上1800年代から飲まれていたそうですが、当時は新鮮な牛乳を入手するのが難しかったため牛乳の代わりにエバミルク(無糖練乳)を入れていたそうです。

このエバミルクがコクを生み、さらにそのコクに負けない濃い紅茶を抽出するために、数種類の茶葉をブレンドしたりプーアール茶をブレンドしたりして極限まで濃く煮出していたことから、香港ミルクティーはその紅茶の味わいの濃さとコクが特長として知られるようになりました。

糖朝カフェの香港タピオカミルクティーも、香港式ミルクティーの伝統を残す濃い味のミルクティー。紅茶をしっかり楽しめるタピオカミルクティーです。

甘みもしっかりあるので、スイーツドリンクとして甘いものが欲しい時にもおすすめです。

「チキンとトマトとバジル粥」や「油淋鶏」「エッグタルト」を求めて再訪問

季節限定メニューのバジルのお粥も食べてみたいと思い別日に再訪しました。

お粥はバジルに挑戦すると決めていたのでお粥以外のおすすめを聞いてみると、油淋鶏が美味しいと評判で、スイーツなら特製エッグタルトが人気とのこと。

おすすめを全部いただくことにして、この日はチキンとトマトとバジル粥のスペシャルセット(セットドリンク・油淋鶏・エッグタルト付き1340円)を注文しました。

お粥をイタリアンな取り合わせで楽しむ「チキンとトマトとバジル粥」

季節限定メニューのチキンとトマトとバジル粥は、バジルの鮮やかなグリーンがとても美しい洋風のお粥。トマトの角切りの赤色が華をそえ、クコの実とルッコラ、水菜がのせられています。

レンゲですくいあげると、バジルの良い香りが漂い、またしても大きな鶏肉がゴロゴロ。とっても柔らかく煮られていて、バジルの風味によく合います。

細かく粉砕されたバジルがふんだんに使われていて、濃厚なお粥と絡み合って絶妙です。バジルはお粥でもこんなに合うんだと感心しているところへ、とろりと温まった完熟トマトの爽やかな酸味がマッチしてクセになります。

しめじやしいたけのコリコリ、水菜のシャキシャキ、クコの実のサクッとした食感も楽しく、しっかり体が温まるオシャレな洋風粥です。

パリッと食感が嬉しい油淋鶏セットでお腹も大満足

お腹がペコペコな時、お粥だけでは物足りないかも…という方におすすめなのがこの油淋鶏。(単品220円)

セットにすれば、お粥と油淋鶏で大満足のボリュームに。

カリッと揚がった衣とジューシーでやわらかい鶏肉が美味しい油淋鶏は、サイドメニュー人気No.1。甘酢しょうゆとネギがかかっていて、食欲をそそる一品です。

衣はカリカリですが固すぎず、サクッとした軽い衣で油っぽさがありません。鶏肉は大きめカットで、噛むとじゅわっとジューシーな鶏肉のうま味が広がります。

一皿に大きな油淋鶏が3つのっていて、食べごたえがありお粥との相性もバッチリです。

ハート型がキュートな特製エッグタルト

店内で焼き上げるキュートなハート型のエッグタルトは、糖朝カフェの人気スイーツ。

「サクサクとした食感で美味しいと人気です」とのことで、ハート型の見た目も可愛らしいことから、インスタ映えスイーツとしても喜ばれているんだとか。

ひと口食べてみると「サクッ」。

タルトというともう少し固めで厚みのある食感をイメージしていましたが、スタッフさんのお話通り生地が本当に「サクサク」で軽やか。香港本店ではタルト生地が使われているそうですが、日本ではパイ生地にアレンジしているそうです。

中のエッグフィリングはぽってりとした口当たりですが、カスタードプリンを思わせるようななめらかな舌触りです。

甘さは控えめで、卵やバター、生クリームの素材を活かした濃厚でコクのある味わいが、セットにしたジャスミンティーに良く合います。

1個220円で購入できるので、お土産にしても喜ばれること間違いなしです。

オーブントースターで温めて、パイ生地のサクサク食感とアツアツにとろけるフィリングのハーモニーを楽しむのも良いですが、冷蔵庫で冷やすとまた違った味わいが楽しめるそうなので、テイクアウトして色々な食べ方を試してみるのも楽しそうです。

「糖朝カフェ」横浜ランドマークプラザ店の店舗情報

体に優しく温かいものが食べたくなった時、ぜひ食べてみて欲しい糖朝カフェのお粥とスイーツ。

あまり出掛けられず外でゆっくりできない時でも、テイクアウトなら自宅で本格的な有名店の味が楽しめます。

店舗名糖朝カフェ 横浜ランドマークプラザ店
住所〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1
横浜ランドマークプラザ1F
営業時間8:00〜22:00(LO21:30)
※3/31までは8:00~21:00
電話番号045-225-8551
テイクアウト情報あり
URL公式サイト

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