横濱三塔を巡る!キングの塔・クイーンの塔・ジャックの塔訪問レポ

今回は横浜観光名所の1つ「横濱三塔」を巡ります。
横浜を代表する3大西洋建築です!

目次

横濱三塔とは

「横濱三塔」とは横浜の歴史ある西洋建築

  • キングの塔(神奈川県庁本庁舎)
  • クイーンの塔(横浜税関)
  • ジャックの塔(横浜市開港記念会館)

の総称(愛称)です。

この三塔は太平洋航路華やぐ時代から日本の象徴、横浜のシンボルでした。実は港町横浜に入港した、海外の船員たちがキング・クイーン・ジャックと愛称つけたのが由来なんだとか。

それが現代まで受け継がれているのは、なんだか感慨深いですね。

キングの塔(神奈川県庁本庁舎)

日本文化と洋風建築が織りなされたみなとみらいに威風堂々とそびえたつ姿は圧巻。

1928年、(昭和3年)、帝冠様式。近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトの手による建築様式で幾何学的な装飾模様が特色であり、神奈川県内で最初の国登録有形文化財です。

玄関は、「神奈川県庁」と書かれた厳かな雰囲気が漂います。

キングの塔を見上げると、「キング」と呼ばれる由縁であろう堂々たる立ち姿に言葉を失う程圧倒されました!畏怖を感じながら写真を取り、眺め、色々な楽しみかたがありそうです。

建物名キングの塔(神奈川県庁本庁舎)
住所〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通1
開館時間平日8時30分~17時15分
入館料無料

クイーンの塔(横浜税関)

イスラム寺院風のドームでエキゾチックにみなとみらいに凛々しくそびえたつ様子からはクイーンの名に恥じない品格が感じられます。

クイーンの塔(横浜税関)は1934年(昭和9年)、ロマネスクなど西洋建築様式混在。

外装は、国会議事堂の実質的デザイナーとされる吉武東里が担当し、内装は総理大臣官邸の設計をした下元連が担当されていました。

残念なことに建築のデザインは創建当時の図面や資料が少なく、由縁は不明だそう。

鉄骨鉄筋コンクリート建ての近代化産業遺産であり、横浜市認定歴史的建造物で青緑色のドーム型の塔がチャームポイント。可愛く目立っていました。

波打つ屋根がとてもオシャレで立体歩道からクイーンの塔の真正面を見ることができ、この建築物の美しさに魅了されました。

横浜税関の歴史や役割について知り、違法薬物や銃の密輸の手口、ワシントン条約コーナー、輸入ブランド品のホンモノ・ニセモノコーナーなどに分かれています。税関の職務の重要さを知ることができますね。

私も輸入ブランド品のホンモノ・ニセモノコーナーのクイズに挑戦しましたが、なかなか難しい!皆様も是非、挑戦してみてください。

建物名クイーンの塔(横浜税関)
住所〒231-0002 神奈川県横浜市中区海岸通1丁目1
開館時間10時00分~16時00分
※土日も入館可能
入館料無料

ジャックの塔(横浜市開港記念会館)

赤レンガ建築を踏襲して造られた横浜市民からの寄付金にて建築された市民から親しみ愛されている横濱三塔の長男です。

ジャックの塔(横浜市開港記念会館)の設計案は、コンペが実施され福田重義・西村好時・藤村朗の図案で、赤煉瓦と花崗岩取り混ぜた横浜開港50周年を記念した記念建造物・国の重要文化財です。

東南隅に時計台、西南隅に八角ドーム、西北隅に角ドームのこの設置は、赤煉瓦建築における意匠の到達点に達すると言われています。

初めてジャックの塔を見た時、その異世界の建物に驚きました。

まるで、ヨーロッパにいるかのような大きさとデザインでカッコカワイイ歴史的建造物に、思わず心惹かれました。

建物名ジャックの塔(横浜市開港記念会館)
住所〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町1−6
開館時間館内の見学可能時間 10:00~16:00
※ボランティアガイドは4~9月は10:00~16:00、
10~3月は10:00~15:00
入館料無料

横浜三塔は今でも使われている建物で全て無料で入館できます。
港町横浜の歴史を感じたい時は、ぜひ足を運んでみてください。

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