石川町「ユルリサロン×ハナウタカフェ」へ。惣菜カフェ×美容院×パン屋でいただく栄養満点ランチに大満足!

石川町にある「ユルリサロン×ハナウタカフェ(yururi salon × HanaUta cafe)」は一軒家を改装した店舗です。

惣菜カフェ「HanaUtacafe」とパン屋の「ASAHI PAIN」、そして「yururi salon」という美容院が併設しているという変わり種のスタイルで営業しています。ジュニア野菜ソムリエが作る惣菜を2品選んだランチと2種類の自家製酵母を使ったパンが特長です。

以前ASAHI PAINさんにはお邪魔したことがあったのですが、今回は「ユルリサロン×ハナウタカフェ」に伺い、イートインでランチをいただいてきたのでレポートしていきます!

目次

JR石川町駅から徒歩2分の、惣菜カフェ×美容院×パン屋さん!?

JR石川町駅南口から徒歩2分。ひらがな商店街を南下し、諏訪神社前交差点から地蔵坂をちょっとだけ登っていったところにあるのが「ユルリサロン×ハナウタカフェ」。

  • 惣菜カフェ「ハナウタカフェ(HanaUtacafe)」
  • パン屋の「アサヒパン(ASAHI PAIN)
  • 美容室「yururi salon(ユルリサロン)」

が併設した不思議なお店。早速様子を見てみましょう。

1階は惣菜カフェ「ハナウタカフェ(HanaUtacafe)」&パン屋「アサヒパン(ASAHI PAIN)」

まず1階にあたるのは惣菜カフェ「HanaUtacafe」と、パン屋「ASAHI PAIN」部分。店頭にもそれぞれの看板が出ているので賑やかな雰囲気です。

外からは惣菜とパンのショーケースが見えますね。

中に入ると、カウンターに各種パンやジャムなどがずらり。

1階奥にはテーブル席が用意されています。

2階は座敷席

そして更に奥へ。階段を昇っていくと、2階に広がるのは座敷席。
開放的な雰囲気で小洒落た空間ですよね。

かわいらしい壁画とカラフルなクッション、そしてお子さん向けの玩具が用意されています。そう、小さなおこさん連れでも食事に行ける、親御さんにも嬉しいお店なんです。

3階は美容院「ユルリサロン」

そして3階は美容院「ユルリサロン」。
1階から3階まで、本当にママさんたちが子育てのリフレッシュできるような雰囲気が満載。

家族ぐるみで運営する惣菜カフェ×美容院×パン屋

今回はオーナーの飯田峰子さんにお話を伺いました。

中央が飯田さん、左は佐々木優美さん、右はASAHI PAINの井上真広さん

山形県出身の飯田さんは、横浜の大学に入学するために上京。学生時代から元町や石川町周辺の飲食店のアルバイトをしていたそうです。

大学卒業後に就職をしたものの美容師の妹さんと一緒に「お店を出したい」という夢を捨てきれず、2012年に「ユルリサロン×ハナウタカフェ (yururi salon × HanaUta cafe)」をオープン。

一軒家を改装し、1階と2階は惣菜カフェ「ハナウタカフェ」、3階は美容院「ユルリサロン」としました。さらに2019年には同じ場所に「Asahi Pain」をオープン。同じ敷地内に惣菜カフェと美容院、パン屋が併設されるという風変わりな形態となりました。

飯田さんは「『HanaUta cafe』では手作りにこだわってきたんですけど、どうしてもパンだけは手作りができなかったんです。無添加のベーグルなどを仕入れていたのですが、自分でやっていないことに違和感があった。ちょうど義理の弟がパン屋で働いていたので場所を貸しまして…」と笑いながら説明してくれました。

1階のショーケースに惣菜とパンが並んでいるのはそのため。家族ぐるみで一軒家をシェアしながらさまざまな形態の商売を運営しているんですね。

そして2階の座敷席は、小さな子どもがいても安心してゆっくりと食事を楽しめる空間となっています。「子どもを出産したとき、子どもと一緒に行ける飲食店が少ないことに気づいたんです。次の世代の方のためにも、お子さん連れが堂々とお酒が飲める、ゆっくりできるところを作りたいなと思ったんです」と飯田さん。

他にもジュニア野菜ソムリエという資格を取得し、おいしく野菜を食べる方法を学んだという飯田さん。農家であるご実家から野菜を取り寄せて、お子さんでもおいしく食べられるようなメニューを工夫して提供しているそうです。

飯田さんは「1人で来ていただいても全然構いません。極端な話、おむつ替えだけで来ていただいてもいいんです。お子さん連れの親御さんたちにチラっと寄って休んでいただきたいというのと、お母さんお父さん同士で仲良くなってもらって、悩み事を共有していただくような空間になればと思っています」と語ってくれました。

「ユルリサロン×ハナウタカフェ」のラインナップ

「ハナウタカフェ(HanaUta cafe)」では常時6種類から8種類程度の惣菜を提供しています。山形の野菜のほか湘南野菜や三浦野菜なども使っています。定番商品もありますが、入荷した野菜を全て使用しているので、季節によってさまざまな惣菜を楽しめるようになっています。

「アサヒパン(ASAHI PAIN)」では2種類の自家製酵母と微量のイーストを使い分けて仕込んだ生地を低温長時間で熟成させたパンを販売。ラインナップは約20種、常時5~10種を準備。バケットから菓子パン、総菜パンなど幅広い品々を選べます。

イートインでは「デリランチ」(11時~14時)と「パンセット」(9時30分~15時)を用意。デリランチは赤のDELI(肉の惣菜)と緑のDELI(野菜の惣菜)1品ずつ注文し、主食のバケットと十五穀米ごはん、ドリンクを選びます。パンセットではお好みのパンを選ぶとミニサラダと本日のセットデリ、ドリンクが付いてきます。

ちなみにアサヒパンさんは前回訪問時に詳しく紹介しているので、良ければ合わせて読んでみてくださいね。

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「ユルリサロン×ハナウタカフェ」でおいしくて栄養もしっかり採れる“デリランチ”を堪能

今回の「デリランチ」では、赤DELIには「マドリード風肉団子」、青DELIに「ナスといろいろ野菜の煮びたし」、主食は「十五穀米ごはん」でドリンクには「フレーバービネガーウォーター」を選びました。

「マドリード風肉だんご」にはタマネギやパセリを振りかけられて色鮮やか。器の底には枝豆、レンズ豆、白いんげん豆などもまぶしてありました。

柔らかくて食べやすい。お子さんが食べたくなるような一品でありながら栄養バランスも考えられています。

「ナスといろいろ野菜の煮びたし」はナスのほかにニンジン、小松菜、油揚げ、しめじ、糸こんにゃくなどを混ぜてあります。食卓に添えたくなる優しい味。

「フレーバービネガーウォーター」はザクロ酢を使ったドリンクで、甘さの後から酸味がやってきます。フルーティーではあるものの大人の味わいでした。

「ユルリサロン×ハナウタカフェ」の店舗情報

「デリランチ」は現在予約制。当日の朝にメールで事前注文するスタイルです。

2階の座敷席は小さなお子さん連れのご家族にはもってこいの空間で、もちろん一人でも立ち寄りやすい素敵なお店でした。

もし石川町へ足を運んだ際は「ユルリサロン×ハナウタカフェ」に一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

店舗名ユルリサロン×ハナウタカフェ
(yururi salon × HanaUta cafe)
住所神奈川県横浜市中区石川町3-108-1
電話番号045-641-7638
営業時間9:30~18:00
※日曜、祝日定休
テイクアウト情報あり
URL公式サイト
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