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コーヒータピオカ黒糖ミルク発祥店「ロアーブラザーズ 横浜ワールドポーターズ店」で感動するアインシュペナーを。

横浜ワールドポーターズ1階にあるコーヒーショップ「ロアーブラザーズ/ROAR BROTHERS」

自家焙煎の本格スペシャリティコーヒーからこだわりのプレミアム紅茶、驚きのアイディア満載のスイーツドリンクまで、多彩なメニューで何度訪れても楽しませてくれるお店です。

実際に訪れてみた様子をレポートしていきます。

目次

ロアーブラザーズ 横浜ワールドポーターズ店はコーヒータピオカ黒糖ミルク発祥店

本店は八丁堀にあるROAR COFFEEHOUSE&ROASTERY。
姉妹店のROAR BROTHERSは現在、渋谷と横浜の2店舗で、神奈川にはここ横浜ワールドポーターズ店のみ。元祖コーヒータピオカ黒糖ミルク発祥のお店です。

コーヒーは厳選したコーヒー豆をこだわりの自家焙煎で、一杯一杯丁寧に抽出。エスプレッソドリンクは常にダブルショットで、本格コーヒーの味わいを存分に楽しめるラテが人気です。

紅茶はスイスのプレミアムオーガニックティー「SIROCCO」を贅沢に使用。見惚れるほど美しい紅茶メニューも用意されています。

厳選素材とこだわりの製法、見た目の美しさだけでもインパクトがありますが、美しいだけではなく、その味わいにも感動があります。

飾らない真っ直ぐなコーヒーの奥深い味わいから、考え抜かれた新感覚のスイーツドリンク体験まで、美味しさだけにとどまらず驚きと楽しさ、思わず感嘆する新しい出会いがあります。

アインシュペナー

アインシュペナーとはオーストリア発祥とされる、コーヒーの上に液体と同じくらいクリームを乗せた、ウインナーコーヒーのような飲み物。店内にはおすすめの飲み方も紹介されていてわかりやすいです。

このアインシュペナーこそ、ロアーブラザーズ 横浜ワールドポーターズ店で人気No.1のドリンクです。今回は2種類、試してみました。

スタンダードなアインシュペナー

真っ白できめ細やかなクリームとコーヒーの琥珀色が美しいアインシュペナー。一口飲んでみて、あっと驚いたのはクリームの美味しさです。

ウインナーコーヒーでよくある生クリームとは一線を画す、このクリームだけでデザートとして完成するのではないかと思うほど完成度の高い、主役級の自家製クリーム。まるでパンナコッタを柔らかな口当たりのムース状にしたようなクリームで、ほんのり甘い香りがします。ぽってりとしたテクスチャ―で、きめ細やかな口当たりが上品です。

下の層のコーヒーはグァテマラとのこと。なるほどしっかりと苦味とコクを感じる、深みのある本格ブラックコーヒーです。強めのコーヒーの苦味とコクに、甘くなめらかで上品なクリームが抜群の相性!

飲み進めて混ざってくると、少しコーヒーの苦味が強くなってきます。そこで下の方に沈んだザラメが時折口に入ると、噛むたびにじゅわっと透明感のある甘みが広がります。

ガムシロップのような直接的な甘さではない、噛むたびにじわりと来る甘みがまたコーヒーの苦味や味わいを引き立て、味の変化の楽しさに思わず感嘆します。嬉しかったのは、スイーツ系ドリンクでありながら、コーヒー自体がシロップ等で甘く味付けされていないので甘過ぎず、純粋にコーヒーの味わいも楽しめること。

クリームが主役級の美味しさなのに、コーヒーを味わう邪魔をしていないこと。底に沈めたザラメの食感と、噛むたびにあふれるクリアな甘みがコーヒーの苦味に溶け出す楽しさ。

一般的なウインナーコーヒーとは同列にできない、ROAR BROTHERSだけの特別なアインシュペナー。すっかり虜になってしまいました。

クリーム✕コーヒーの組み合わせが好きな人は、是非一度飲んでみて、驚いて欲しい美味しさです。

抹茶とあずきのアインシュペナー

こちらは抹茶のグリーンがきれいなアインシュペナー。ラテの上に特製抹茶クリーム、小豆の3層が楽しめます。甘すぎない、ほろ苦い抹茶の味わいをしっかり感じられる抹茶クリームが、上品な和スイーツのようです。

沈んでいるつぶあんを噛むとあずきの優しい甘みが広がり、ほろ苦いコーヒーによく合います。和のテイストでこだわりのコーヒーも楽しめる、甘さ控えめの飲む本格抹茶スイーツです。

ココフレッド

こちらは甘めのラテが好きな方におすすめのココナッツミルクラテ。
ココナッツミルクにエスプレッソ、エスプレッソクリームが乗っています。

ココナッツミルクの甘みが強めですが、しっかりエスプレッソのコクと苦味もきいていて、デザート感覚ながらもスッキリとした味わいが楽しめます。
買い物や観光で歩き疲れて甘いものが欲しくなった時、元気をチャージできるスイーツラテです。

コーヒータピオカ黒糖ミルク

ROAR BROTHERSこだわりのコーヒーを使用した「コーヒー味のタピオカ」がたっぷり入った抹茶黒糖ミルク。看板メニューの「コーヒータピオカ黒糖ミルク」の抹茶バージョンです。

噛むたびにほんのりコーヒーを感じるタピオカは、少し固めで弾力が強く、もちもちした噛みごたえを楽しめます。

抹茶のほろ苦さとほのかな香りがアクセントの抹茶黒糖ミルクは、黒糖の風味が強めでコクのある甘みをしっかり感じます。甘いデザートドリンク好きの方や、コーヒーがあまり得意ではない方にもおすすめです。

プレミアム紅茶を使ったフォトジェニックなドリンク

レッドキス

透き通った鮮烈な赤が宝石のようなフルーツティー、レッドキス。
女性スタッフさんおすすめのフルーツティーで、スイスのプレミアム紅茶ブランド「SIROCCO」のオーガニック紅茶レッドキスに、ハチミツ漬けのストロベリーがたっぷり入っています。

飲んでみると、紅茶自体はとても爽やか。フルーティーで甘みと華やかな香りがありながらもかなりスッキリしています。苦味や渋味が無くスーッと体にしみ込んでいくような感じで、さっぱりととても飲みやすい紅茶です。

しっかり果肉感を感じるストロベリーは、太いストローをぎりぎり通るサイズにカット。つぶつぶ食感が楽しく、「タピオカがちょっと苦手という方でも楽しめるんですよね」というお姉さんの説明にも納得です。

ブルーピナモリンガ

エキゾチックな見た目が見とれるほど美しいブルーピナモリンガ。
トロピカルフルーツがたっぷり入った、インスタ映え間違い無しのフルーツハーブティーで、上のほうの青紫色は、バタフライピーという青く綺麗な花のお茶。

バタフライピーはとても栄養価が高く、美しい青の正体「アントシアニン」が眼精疲労や美肌・アンチエイジングにも効果が期待できるもので、タイなど東南アジアで人気のハーブティーだそうです。

ベースはピナモリンガというフルーツハーブティー。レッドキスと同じくプレミアム紅茶「SIROCCO」のオーガニックハーブティーで、ティーバックの中にもパイナップルなどのフルーツの角切りがゴロゴロ入っているのが見えます。底にはマンゴー、パイナップルなどのトロピカルフルーツが、ちょうどタピオカ大くらいのサイズに角切りされてこれでもかというくらいたっぷりと入っています。

ハーブに重なってほんのりココナッツが香る、しっかりと深い味わいのハーブティーに、角切りのフルーツの食感と甘みが楽しい一杯。暖かい日に似合う、さっぱりしたトロピカルデザートのようなフルーツハーブティーです。

感動の一杯。エチオピアナチュラル

自慢のハンドドリップコーヒーの人気No.1は「コスタリカハニー」。
酸味や苦味が少なく、まろやかな味わいの飲みやすいマイルドなコーヒーだそうです。

コーヒーに詳しいスタッフのお兄さんおすすめは「エチオピアナチュラル」。
レジ横にある苦味と酸味のチャート表では最も酸味が強いと書かれています。

コーヒーの酸味が舌に残る感覚があまり好みではない私にとっては、普段選ぶことの無いチョイスですが、スタッフさんの「酸味が後を引かないので舌に残らず、レモンを食べたときのようにスーッと消えていくスッキリした味」という説明に興味が沸いて飲んでみることに。

飲んでみて、「あっ!」と本当に驚きました。

酸味が強いのに、なぜか全く後に残りません。酸味系コーヒー特有の舌に残る酸味が全く感じられずに、本当にスーッと消えてしまいます。消えてしまうというより、感じないといった方が正しいかもしれません。確かに酸味系ですが「コーヒーの酸味」というよりはさわやかな柑橘系の「フルーティーさ」を感じます。

後を引かないクリアな口当たりがさっぱりしていて、喉が乾いた時にゴクゴク飲めるようなスッキリしたライトな味わい。
柑橘系の明るい酸味だけでなく、ほのかな甘みを感じるフルーティーさがアイスティーに近いような印象を受けながらも、しっかりコーヒーの芳醇な香りも楽しめます。

私にとっては忘れられない一杯に出会ってしまいました。夏の暑い日、アイスコーヒーが飲みたい!と思った時に必ず思い出す味だと確信。
コーヒーの後に残る酸味が苦手な方にも是非一度飲んで欲しい、ROAR BROTHERSのエチオピアナチュラルです。

エチオピアウォッシュドを飲み比べもおすすめ

「ナチュラル」がコーヒー豆を摘んでそのまま天日干ししたものであるのに対し、「ウォッシュド」は豆の表面を剥いて取り除き水で洗ったもの。

水洗いした分、豆そのものの味や品質が安定し、クセのないおいしさになるのがウォッシュドで、反面、豆それぞれのクセが残りながらもコーヒー豆からそのまま移った豊かなコクと甘み、芳醇な風味を楽しめるのがナチュラルだそうです。

「エチオピアナチュラル」に私の中のコーヒーの常識を覆されてしまったので、他と飲み比べてみたくなり「エチオピアウォッシュド」を飲んでみました。

エチオピアウォッシュドは、エチオピアナチュラルよりも苦味が強く、キレ味のある印象。ナチュラルと同じく明るい酸味は強めですが、渋みも少しあり、苦味と香ばしさがしっかり感じられる、ナチュラルよりも力強い味わいです。

「飲み比べが楽しいから、少しづついろんなコーヒーを飲みたいですよね」と言うスタッフのお姉さんのおすすめは「ケニア」だそうです。

ケニアも酸味が強いそうですが、こちらはエチオピアと違いしっかり酸味が舌の上に乗る感じで、パンチが強い酸味好きの人におすすめとのこと。ベリー系を思わせる甘みのある酸味が特長だそうで、是非次は試してみたいコーヒーです。

バナナジュース

ロアーブラザーズ 横浜ワールドポーターズ店ではコーヒーショップとしては珍しく、バナナジュースがラインナップされています。

しかもトッピングが21種類!その中から今回は2種類を紹介します。

バナナジュース+小松菜トッピング

砂糖不使用なのにしっかり甘みを感じられる、完熟バナナが凝縮されたような濃厚な一杯。お腹にもしっかりたまる満足感で、ちょっとした小腹満たしや朝食・おやつ代わりにも最適です。

バナナジュース+練乳ストロベリー

お子さんにおすすめなのが「練乳ストロベリー」トッピングのバナナジュース。かわいいイラストの心遣いも嬉しいですね。

コーヒーショップであるロアーブラザーズ 横浜ワールドポーターズ店がなぜ「バナナジュース」に想いをかけるのかの取材記事はこちら。

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ロアーブラザーズは横浜ワールドポーターズ1階

ロアーブラザーズ 横浜ワールドポーターズ店は、真っ白な壁にオシャレなライティング、モノトーンを基調としたスタイリッシュな外観が目印。

ウッディな落ち着いた雰囲気のイートインスペースがあります。

色違いの板を貼り合わせた木目がオシャレな大きいテーブルに8席と、サイドの細長いテーブルに6席。買い物途中やブレイクタイムにもホッとひと息つける空間です。

ロアーブラザーズ 横浜ワールドポーターズ店の店舗情報

横浜ワールドポーターズに来たら、是非立ち寄って欲しいロアーブラザーズ 横浜ワールドポーターズ店。おいしい、楽しい、美しいだけではない、きっと新しい感動が待っています。

店舗名ロアーブラザーズ 横浜ワールドポーターズ店
住所〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-2-1
横浜 ワールドポーターズ1F
営業時間10:30-21:00
電話番号045-264-4567
テイクアウト情報あり
URL公式サイト

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